パンク防止剤の末路

タイヤ交換の依頼があり、出張修理に行ってきました。

溝にクラックが入っています。

こうなると異物が入りやすくなって、パンクしやすくなります。

タイヤを外してみると・・・

バルブがチューブから外れています。

パンク防止剤が入っていました。

最近の物は知りませんが、5年前位の「スライムパンク防止剤」は金属やゴムへの攻撃性があり、

虫やバルブの腐食を進行させ、上記のような状態になることがあります。

説明書にも書いてありますが、効果は

「4年程度」で無くなります。

写真のように水分が飛んでしまい、シーラントがチューブ内に行きわたらなくなる為だと考えます。

パンク防止剤は断りましょう。

空気圧計付きの空気入れを買って、定期的に空気を入れておけばほとんどパンクしません。

空気圧管理をして、それでもパンクが頻発するのであれば、一度検討されても良いかもしれません。

ご依頼ありがとうございました。

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