自転車のパンクリスクを下げる方法

目次

はじめに

気温が高くなってくると自転車に乗る頻度が増え、パンク修理の依頼が多くなります。

乗る機会が増えるだけではなく、日光や熱でゴムの劣化が進むことも原因の一つかと思います。

パンクすると修理でお店に持って行ったり、自分で修理するのも結構手間ですよね。

日頃のメンテナンス、保管方法などでパンクの頻度が大きく変わります。

今回は一般車の一番基本的な内容を書いて行きたいと思います。

①定期的な虫ゴム交換

経年劣化で虫ゴムのゴムが割れたり、切れたりするので定期的に交換が必要です。

1年に一回は交換して下さい。※虫ゴムは安いものですので、私は半年に一回位の頻度で交換しています。

劣化した虫ゴム

交換方法を簡単に説明します。

まずゴムのキャップを外します。時計と反対回りにまわすと緩みます。

その後その下のバルブナットを外します。回す方向はもちろん同じです。

外れました。

左の物が虫ゴムです。⇩

ホームセンターなどに同じものが売っていますので交換します。

慣れていない方ですと、ゴムをしっかり差し込めず空気が漏れる場合があります。

ですのでムシ(ブランジャー)にゴムが装着済の物をおすすめします。

②適切な空気圧管理

少なくとも一か月に一回は必ずチェックしましょう。

乗車前に毎回前後のタイヤを触って確認すると更に良いです。

減っていると感じたら空気を入れます。

入れすぎると乗り心地が悪くなりますし、古くヒビが入ったタイヤですとバーストする可能性があります。

空気が足りないとリム打ちパンク、もまれパンクの原因になります。

空気入れですが、できれば空気圧計が付いているものがおすすめです。

※ママチャリによく採用されているバルブ(英式バルブ)は厳密には空気圧を測定できません。

ですが適当に空気を入れるよりは数値で判断できた方がマシですね。

タイヤサイドに標準空気圧が記載されています。

採用されているタイヤによって数値が変わることがあります。しっかり確認して下さい。

記載された数値通りに入れておけばまずパンクしません。

記載されている空気圧はチューブ内の内圧の数値です。

空気圧計付き

ゲージ付きフロアポンプで入れる際の注意点として、装着されている虫ゴムを確認して下さい。

※下記の画像参照。⇓

左側(通常の虫ゴム)の場合、標準空気圧に100kpaプラスします。※虫ゴムの抵抗があるため。

サイドの表示が300kpaの場合100kpa足して=400kpa入れると大体標準空気圧の数値になります。

右側(スーパーバルブ)の場合、表示されている通り300kpa入れます。

重要空気圧計によってBar、 kpa 、kgf、 PSIなど表記されている単位が違うため、その場合

換算表で確認して、ご自身でしっかり調べてから空気を入れて下さい。

例)無いとは思いますが、250kpa入れようとして、間違えて250PSIの表記を目指して入れてしまいバースト・・・💦

間違った使い方をすると事故になるので注意ですね。

最後に

舗装路を走行する自転車にパンク防止剤、分厚いタイヤ、分厚いチューブなどは必要ありません。

※工場の敷地内や災害時は除く。

定期的な虫ゴム交換、タイヤの空気圧管理でパンクのリスクをかなり下げることができます。

『虫ゴム交換もめんどくさいな~』

と思われる方は連絡頂ければ出張で交換、メンテナンスしに行きます。滋賀県の長浜、米原にお住まいの方は是非

ご連絡下さい。

コメントする